くも膜下出血や脳梗塞、脳出血と脂質異常症の関係について

脂質異常症(高脂血症)は、血液中のコレステロールや中性脂肪が増え、

血管の壁に脂質がこびりついた状態を作り出し、さまざまな深刻な病気を引き起こしてしまう厄介な病気です。

 

特に、血管が詰まることで発症する脳梗塞や心筋梗塞などについては、

直接的な関連性が考えられるので、高脂血症の診断を受けたら注意を怠ってはいけません。

 

脳にある血管が詰まったり、破れたりすることで起こる病気は、全体では脳卒中と呼ばれています。

 

その症状は、体の麻痺や意識障害などとして現れ、ときには意識不明状態が続き、

そのまま死に至ることも少なくありません。

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脳卒中のなかには、脳の血管や脳以外の場所の血管でできた血栓が脳の血管を詰まらせてしまう脳血栓や脳梗塞、

動脈硬化によって弱まってしまった脳の血管が高い血圧を受けて破れて出血を生じる脳出血、

脳を覆う軟膜とくも膜の間で出血が起きるくも膜下出血などがあります。

 

この中で、脳出血やくも膜下出血の主な原因は高血圧によるものですが、

脂質異常症(高脂血症)による動脈硬化も発症の遠因になっています。

 

また、脳梗塞については、血栓をつくりだす原因となる動脈硬化や脂質異常症(高脂血症)が直接の原因になっています。

 

そして、脂質異常症(高脂血症)の中でも、コレステロール値が高くなる高コレステロール血症は、

脳梗塞のもととなる危険性を大いに孕んでいます。

 

もし、検査の結果が高コレステロール血症であったら、すぐに脳梗塞の危険を回避するために、

積極的に治療をはじめる必要があります。

 

 

 

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くも膜下出血の原因について

くも膜下出血の原因のほとんどは、脳の動脈にできた「動脈瘤(どうみゃくりゅう)の破裂」です。

 

くも膜下出血の原因の約85%が「脳動脈瘤の破裂」、

 

約5%が「脳動静脈奇形(のう どうじょうみゃく きけい)」、そして

 

約10%が原因不明と言われています。

 

☆動脈瘤・・・

 

動脈瘤とは、血流や血圧などの力(高血圧)により動脈が分岐している部分に長い間圧力がくわわることで、

動脈の一部がコブのようにふくれてしまう状態のことです。

「脳動脈瘤」の画像検索結果

直径 1~2mmの小さいものや胸やお腹の血管にできる 5~6cmの大きなものまで様々な大きさがあります。

脳に発生した動脈瘤(脳動脈瘤:のう どうみゃくりゅう)があると、高血圧などにより動脈瘤の壁が破れて出血し、

くも膜下出血が発症してしまう可能性があります。

また、動脈瘤の原因は高血圧だけでなく、

先天的な要素、遺伝的な要素、老化、

なども原因の一つであるとされています。

先天的な要素とは、生まれつき動脈の壁の一部が弱いという意味です。

生まれつきの動脈の壁が弱いために、普通の人よりくも膜下出血が発症しやすくなるのではないかと言われています。

遺伝的な要素とは、動脈の壁の一部が弱いという体質が遺伝することで受け継がれるという意味です。

脳の動脈瘤は、周りの神経などを圧迫することで、

しゃべりにくくなったり、記憶が減退したり、物が二重に見えたりなどの症状

が現れることもありますが、多くの場合は動脈瘤が破れないかぎり自覚症状はありません。

 

☆脳動静脈奇形・・・脳動静脈奇形(のうどうじょうみゃくきけい)とは、

動脈と静脈が異常な形でつながってしまっているもので、脳血管の奇形と言えるものです。

「脳動静脈奇形」の画像検索結果

 

通常、動脈と静脈は、枝分かれしながらどんどんと細くなっていき、毛細血管となり、それぞれは(動脈と静脈は)つながっています。

ただ、毛細血管に分かれる前で、動脈と静脈がつながってしまっている状態の血管が先天的に

(生まれつき)発生することがあります。

 

この状態の血管を「脳動静脈奇形」といいます。

 

そして、異常な状態でつながっている動脈と静脈は「ナイダス」と呼ばれます。

ナイダスの部分の血管壁は正常な血管に比べて弱く、

そして動脈と静脈が直接つながっているので血流も早いことから出血しやすいため、

くも膜下出血や脳出血を引き起こす原因となります。

 

☆喫煙と飲酒

くも膜下出血が発症する確率を高くするのもとして

「喫煙」と「飲酒」も忘れてはならない要素です。

喫煙も飲酒も、多すぎると血圧を上げる原因となります。

高血圧は動脈瘤の最大の原因です。

なので、たばこの数やお酒の量を減らすことはくも膜下出血の予防につながります。

毎日の生活習慣の見直しが必要です。

お酒は少量、たばこは禁煙が理想です。

☆生活習慣病

くも膜下出血は、生活習慣病である高血圧と大きくかかわっていますが、

コレステロール値や糖尿病、肥満などはあまりかかわりがないといわれています。

脳梗塞、脳出血、くも膜下出血は同じ脳卒中でも性質が違う部分があるということでしょうか。

脳梗塞や脳出血は動脈硬化と関係があるため、高血圧をはじめ、

糖尿病、高脂血症、肥満と大きくかかわっています。

脳を脅かす疾患、脳卒中をまとめてみました。

脳卒中には、脳の血管がつまるタイプ(脳梗塞)と

血管が破れるタイプ(脳出血・くも膜下出血)があります。

近年、降圧薬の発達により、高血圧の管理が良くされるようになったことで、

脳出血の発症が減少したと考えられています。

一方、脂質異常症や糖尿病と関連の強い脳梗塞が増加し、

脳卒中の中で脳梗塞の占める割合が急速に増加しています。

 脳卒中の種類

また
脳卒中は、半身不随など何らかの後遺症が残ることが多く、
日本人の認知症の6〜7割は脳卒中によるものと言われています。
脳卒中のリスクファクターの多くは生活習慣病と深く関係しています。
脂質異常症もそのひとつです。
将来の認知症予防のためにも、生活習慣を見直してリスクを取り除きましょう。

☆脳梗塞

脳梗塞は、動脈硬化や血栓などで脳の血管が狭くなったりつまったりして、
酸素や栄養が脳に行き届かなくなり、脳組織が壊死におちいる疾患です。
おもな症状には、からだの片側の手足が思うように動かせない、
しびれる、ろれつがまわらない、目が見えにくくなる、頭痛・吐き気などがあります。
総コレステロールと脳梗塞発症リスクの関係

☆脳出血

脳出血は、動脈硬化や高血圧でもろくなった血管に、
ストレスなどで急に血圧が上がり、血管壁に力が加わったため、脳の血管が破れて出血し
周囲の脳の組織が壊れた状態です。

☆くも膜下出血

くも膜下出血は、先に詳しくか聞いた通り、
脳の表面の軟膜とくも膜の間の隙間にある脳動脈のこぶ(動脈瘤)が破れて出血した状態です。
動脈瘤が破裂すると激しい頭痛に襲われ、一時的に意識を失ったり昏睡状態になります。
☆一過性脳虚血発作(TIA)
脳梗塞とよく似た症状が突然起こる、一時的な血液の循環障害です。
脳梗塞を発症する可能性があるという警告サインですし、再発する傾向があるので、治療が必要です。

まとめ

脳梗塞や脳出血は血液がドロドロであることが誘因となるので脂質異常症との関係大きいですが、

くも膜下出血に関しては脂質異常症、動脈硬化というより高血圧に関係が大きいようです。

が、動脈硬化やドロドロ血であると血圧も上昇するので、血管壁を傷つけないように、

血管を柔らかく保てるよう、生活習慣病予防には注意を払うべきです。

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