脂質異常症の予防改善ための食事療法に塩分制限は必要でしょうか?

脂質異常症などの生活習慣病の予防改善に欠かせないのが、食事療法と運動療法です。

ここでは食事療法を考えてみましょう。

食事療法と言うと、一番に思い付くのが、塩分制限ですが、

塩分制限は脂質異常症にも欠かせないものでしょうか?

 

脂質異常症だけに限って言うと、NOです。

塩分

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脂質異常症の予防改善で気をつけなければいけないのは「脂」で、

塩分制限は高血圧や腎臓疾患の人には必要です。

 

ただ、人間の身体は複雑に関係しあって機能しているので、

脂質異常症だから塩分を無制限に摂っても良い・・

と言うわけではありません。

高血圧から脂質異常症を発症することもあるので、

血圧管理と言う意味でも…いえ、

それ以前に正しい生活と言う意味でも常識的な範囲の塩分制限はすべからく、あります。

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脂質異常症と高血圧の相乗効果(?)が危険な動脈硬化性疾患を引き寄せます

脂質異常症とは、血液中の脂質が異常な数値を示す状態のことです。

★高LDL血症
★低HDLコレステロール血症

★高トリグリセライド血症

この3つの血液中の脂質の異常を総称して「脂質異常症」と言っています。

血液中の脂質の異常があっても、自覚症状がほとんどないケースが多いのですが、

放置すると血管壁に血液中のコレステロールが付着して動脈硬化が進み、

心筋梗塞や脳梗塞など命にかかわる病気を起こしやすくなるとても危険な病気です。

 

肥満、特に内臓脂肪型肥満があり、血液中の脂質の異常に血糖値や血圧が高めな状態が重なると、

動脈硬化性疾患の危険性が高くなるため「メタボリックシンドローム」と呼ばれます。

 

動脈硬化性の疾患の危険性は、脂質異常症、高血圧、高血糖、肥満などが重なると、

より危険度が増すということです。

 

なので、脂質異常症に関して厳しい塩分制限はありませんが、高血圧を予防改善するために

塩分制限が必要となってくるのです。

 

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では、なぜ高血圧の予防改善に塩分制限が必要なのでしょうか?

塩分は血圧と密接な関係があります。

塩分をとりすぎると、血液中のナトリウムの濃度が高くなります。

ナトリウム濃度が高くなると、それが中枢神経に働いて喉が渇き、水分をとります。

水分をとると、血管に流れる血液量が増え、血圧が高くなります。

「塩分」の画像検索結果

つまり塩分をとりすぎると、体内の塩分と水分の量を調節するために、

血液量が増え、高血圧になるのです。

 

高血圧状態が続くと血管はいつも張りつめた状態に置かれ、

次第に厚く、固くなってしまいます。

 

これが高血圧による動脈硬化です。

 

動脈硬化は脳梗塞、心筋梗塞などの原因になりとても危険です。

また、高血圧状態が続くと、心臓に負担をかけるので、

心臓肥大が起こり心不全の危険性も増します。

 

循環器病の大きな危険因子である高血圧を予防改善するためには、

高血圧の原因となる塩分の摂りすぎを控えることが重要です。

 

また、同じ血圧でも塩を多く摂っている人の方が脳卒中になりやすいというデータもあり、

塩分摂取量を減らすことは、血圧を下げるだけではないプラスアルファの改善効果が期待できます。

 

健康のため塩分を減らしましょう

塩分の取りすぎは、血圧を上げる大きな要因です。

一日の摂取限界量は6グラムとされています。

(これは加工食品に含まれる塩分も合わせている量です)

干物などの塩蔵物や漬物、つくだ煮、など食塩を多く含む加工食品を控える

★煮物や汁物などは、天然のだしをきかせる。

★レモン・酢などの酸味や、シイタケノリなどの風味がある食品を利用して薄味にする

★麺類の汁は残す

★食卓で使うしょうゆやソースなどの調味料のかけ過ぎに注意

脂質異常症の方の食事療法は、

適正なエネルギー摂取

★良質なたんぱく質を適量に摂取

★脂肪との質と量に注意

★動物性脂肪を控える

★コレステロールを多く含む食品を控える

★アルコール飲料を控える

★食物繊維を十分に摂取

★甘いものの取りすぎに注意

★食塩は控える

食塩のとりすぎは、血圧を上げる要因となります。

高血圧症を合併すると動脈硬化が進みます。

薄味に慣れることはとても大切です。

まとめ

脂質異常症の予防改善に厳しい塩分制限はあまり言われません。

脂質異常症は、血液の脂質に問題がある状況なので、

まずは血液の正常な脂質を目指す食事療法を優先されます。

 

が、高血圧を合併すると、動脈硬化が進むので、高血圧予防改善対策としての

塩分制限は必要となってきます。

一日6グラムが塩分制限量です。

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