実は私も服用している脂質異常症の治療薬クレストールについて。

生活習慣病予防ブログを書いている私ですが、実は脂質異常症の治療薬「クレストール」を服用しています。

私にとって治療薬クレストールの服用は、とても屈辱的なことですが、不幸中の幸いは私の脂質異常症は、生活習慣の乱れからくる後天的なものではなく、遺伝性、先天性の脂質異常症で、弟も食事も運動も何ら問題がないのに、この治療薬クレストールを処方されている。という言い訳ができることです。

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目次

私が脂質異常症の治療薬クレストールを処方されるまでのプロセス

こちらの生活習慣病予防ブログの高血圧のところでもご紹介しましたように、高血圧にもいろいろタイプがあって

私の場合は白衣高血圧と本来なら血圧が低いはずの早朝高血圧にカテゴライズされるものだ・・と自己判断していました。

私の場合、高血圧で怖いのは心臓への負担があるということくらいで、白衣高血圧に至っては、体の問題ではなく心因性(緊張など)なので、血圧が高いこと自体は悩みではなかったのですが、生活習慣病の中で「ドロドロ血が一番よくないと思っているので、血液検査に行ったのが最初のきっかけでした。

血液検査の結果、体質による悪玉コレステロールの過剰を言われ、納得できないまま服用が始まりました。

なぜ体質によるものか?・・という医者の判断は

☆食生活に乱れがない。

☆適度な運動をしている

☆ストレスがない(なさそうに見えるようです)

と生活習慣病に自己予防する項目が全部クリアできていたことと、後天的な脂質異常症であればほかの数値にも異常値が出るはずなのに、すべてが正常だから・・・・という理由でした。

「努力で改善できるタイプのものではない」とまで言われ、渋々、クレストール服用生活に突入しました。

(が、治療薬クレストールから卒業することを諦めてはいません。今後の動きに乞うご期待です)

私が服用している脂質異常症の治療薬クレストールとはどんなお薬でしょうか?

クレストール(ロスバスタチン)は脂質異常症治療薬です。

「クレストール」の画像検索結果

死因の上位として、脳や心臓に起こる血管障害があります。

脳卒中や心筋梗塞などが病気として有名ですが、これらの病気は動脈硬化によって引き起こされます。

動脈の壁にコレステロールなどの脂質が沈着してしまうと、動脈の弾力性が失われて先に挙げた脳卒中などの疾患を発症してしまいます。

そこで、血液中のコレステロール値を是正する薬としてロスバスタチン(商品名:クレストール)があります。

ロスバスタチンはスタチン系薬と呼ばれる種類の薬です。

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HMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン系薬)
脂質とは、簡単に考えれば油になります。

コレステロールや中性脂肪を合わせて脂質と表現されます。

その中でも、コレステロールは私たちの体にとって細胞の構成成分であり、とても重要な栄養素となります。

実際、コレステロールはその重要性から体の中で合成されます。

全体のコレステロールのうち、体内で合成されるコレステロールが80%を占めると言われています。

このコレステロール値が異常値を示すようになると、脂質異常症(高脂血症)として病気と診断されます。

この時、コレステロールの大部分は体内で合成されるため、この過程を抑えてしまえば効率よくコレステロール値を是正できることが分かります。

コレステロールは肝臓で合成されますが、この時に重要となる酵素としてHMG-CoA還元酵素と呼ばれる物質があります。

この酵素が何をしているかと言うと、「コレステロールを合成するための速度」を決定しています。

この酵素が効率よく働けば、コレステロールがたくさん合成されるようになります。その反対に、酵素の働きが弱ければ、あまりコレステロールも合成されません。

これを踏まえた上で、肝臓で働くHMG-CoA還元酵素を阻害してしまえば、コレステロール合成をストップできることが分かります。

 

HMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン系薬剤)の作用機序

 

このように、HMG-CoA還元酵素を阻害する事でコレステロール合成を抑制する薬がロスバスタチン(商品名:クレストール)です。

ロスバスタチン(商品名:クレストール)の特徴

スタチン系薬の中でも、比較的作用の強い薬がクレストール(ストロングスタチン)です。

脂質異常症の治療薬として多用されるスタチン系薬ですが、同じ系統のストロングスタチンとしてアトルバスタチン(商品名:リピトール)があります。

それまで、スタチン系薬の中でもアトルバスタチン(商品名:リピトール)が最も作用の強い薬でした。ここにロスバスタチン(商品名:クレストール)が登場し、「アトルバスタチンより作用の強い薬」として注目を集めるようになりました。

なお、コレステロールの中でも、動脈硬化を引き起こす物質としてLDLコレステロールがあります。

いわゆる悪玉コレステロールと呼ばれており、脂質異常症ではこのLDLコレステロール値を下げることが目的となります。

 

それに対して、組織に沈着したコレステロールを肝臓に戻してくれる物質としてHDLコレステロールがあります。善玉コレステロールと呼ばれ、このHDLコレステロールを増やすことも必要です。

臨床試験ではロスバスタチン2.5mgの投与によってLDLコレステロール値を40.0%低下させ、HDLコレステロール値を5.6%上昇させたことが分かりました。

このように、血液中に含まれるコレステロール値を強力に是正する薬がロスバスタチン(商品名:クレストール)です。

まとめ

脂質異常症の代表的な薬の一つであるクレストールをご紹介しました。

副作用として、筋肉がだるく感じることがあるといわれていますが、それもまれなようです。

私は副作用は出ていません。

主治医から薬を処方されたら、まずしっかり理解して、きちんと服用しましょう。

勝手にやめたり、飲み忘れていたりしてそれを主治医に報告しないと、服用していると判断されたうえでの処置をされてしまいます。

私は、基本的には薬は飲みたくないので、主治医に基本姿勢を伝え、2人3脚で生活習慣病と向き合っています。

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脂質異常症とアルコールには関係があるのかを徹底解説

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