糖尿病の食事を彩るデザートレシピ7選

生活習慣病は文字通り、生活習慣の歪みからくる慢性的な病気です。

最初のうちは自覚症状があまりないモノが多いですが、気が付けば、生活に支障が出るくらいの制限がかかったり、命にかかわる重篤な状態になるものです。

生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症など)の予防、改善に欠かせないものが「食事療法」と「運動療法」です。

生活の歪みから発症する生活習慣病は生活を整えることで予防改善できます。

今回は厳しい食事制限がかかってしまう「糖尿病」にベクトルを向けて、糖尿病の予防、改善に効果のあるデザートレシピをご紹介します。

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アルコールの制限も辛いけど、甘いものに目のない人にとってのデザート制限も辛いものです。

糖尿病食で食べてはならない代表食といえば高カロリーな甘いお菓子です。

が、和菓子や果物は洋菓子に比べてかなりカロリーが低いので少しなら良しとされています。

全く食べないとストレスになりますのでどうしても甘いものが食べたい時のための、低カロリーデザートレシピをご紹介しましょう。

目次

デザートを食べる適した時間はあるのでしょうか?

★間食としてではなく、3食の食事の一部として、食事時間内に食べる

★ウォーキングや運動の前に食べる

糖尿病を患うと、血糖値が1日の中でとても激しく変動します。

食事後に血糖値は上昇しますが、その時に間食をとると、さらに上昇してしまうので、高血糖の状態が続いてしまいます。

間食は、習慣的に3時頃や10時頃にいただく人が多くみられますが、その時間帯では、血糖値が下がりきっていないままに間食を摂り、そして間食で血糖値があがったまま次の食事時間になります。

最もいけないのは、夜寝る前に食べることです。

夜10時以降の飲食は太りやすいのと、そのあとの身体活動量が少ないので、やめましょう。

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糖尿病患者さんにはどんなデザートが良いのでしょうか?

所謂「おやつの時間」はやめたほうが良いのですが、10時や3時といった息抜きの時間に、どうしても食べたい場合は、ノンシュガーのミルクティやカフェオレにすると少量の牛乳で満足感が得られます。

糖質の割合が多いほど、血糖値は高値になります。

また脂肪が多いと食後2時間以上たっても血糖値が下がりにくいということになります。

できたら果物や乳製品、サツマイモを少しずつ摂るのが望ましいでしょう。

間食時に、いわゆるデザートやお菓子が食べたくなった時には、自分で作ってみましょう。

芋、豆腐、果物なども見直してみると、デザートとして楽しめます。

簡単デザートレシピ

ノンフライポテトチップス

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スライサーでポテトを薄く切り、水にさらして、しっかり水切りをします。

キッチンペーパーの拡げて電子レンジでチンすると、ノンオイルのポテトチップスになるので、カロリーも大幅カットできます。

ジャガイモだけでなく、サツマイモ、紅イモ、カボチャ、レンコン、人参・・・とあらゆる野菜で作れます。

おくらもチップスもおいしいですよ。

簡単に作れるし材料費も安価で済みますのでいろいろな野菜でチャレンジしてみるのも楽しいです。

果物でもできます。

リンゴ、パイナップルなどは失敗がなくおいしいです。

フルーツ&ヨーグルト添え

これもレシピと言うには余りに簡単すぎますが・・・・

リンゴなど歯ごたえのある果物に無糖ヨーグルトをかけてデザートにするのもお勧めです。

フルーツを生のものではなく缶詰のものを利用してもいいですが、糖分が多くなる危険性があるので、もったいないですが、シロップは必ず捨てましょう。

一日のカロリー摂取が少ない時はちょっと贅沢をして(カロリーの贅沢)ヨーグルトの代わりにアイスクリームを添えても大丈夫でしょう。

冷凍フルーツ

冷凍保存できる果物をデザートとして食べるのもお洒落です。

ブドウ、イチゴ、ライチ、バナナ・・・

冷凍すると量を多く食べれないので、ストレスのないカロリー制限もできます。

バナナの冷凍は、そのままミキサーにかけるとバナナアイスクリームのような触感で満足度アップ、間違いなしです。

手作りゼリー

簡単☆手作りオレンジゼリー

ゼリーも簡単すぎてレシピとして紹介するのも気が引けるくらいですが、代表的なものとして缶詰のフルーツを使ったゼリーのご紹介です。

☆オレンジゼリーの場合

みかんの缶詰のシロップと水100㏄を混ぜる(割合は適宜変えてもらってもOK)

みかんの具とふやかした寒天を入れる(ゼラチンより寒天のほうがcalが少ないのでお勧め)

それを冷やし固めるだけで出来上がり。

他のフルーツ缶詰でもできますし、もっと簡単に作りたいのであれば、

カロリー0のジュースに寒天パウダーを溶かす。

コーヒーや紅茶の中に寒天パウダーを溶かす・・・など、手軽に作れます。

これらはデザートとしてだけでなく、食欲のない日のカロリー補給や、お年寄りで食事が取れにくい方への補助食としても使えます。

あまりに簡単なものばかりが続きましたので、ちょっと手をかけてデザートを作りたい方へのレシピ紹介です

カボチャようかん

 

<材料>
☆南瓜(マッシュ)40.0 g
☆塩0.2 g
◎水20.0 ml
◎粉寒天0.8 g
○砂糖約大さじ1 (8.0 g)(変更できたら低カロリー甘味料に)
○牛乳20.0 ml
<作り方>
1. ☆南瓜は蒸したあと、皮を除き、マッシュしたあと、裏ごしをし、☆塩を合わせておく。(塩は4本指でひとつまみ)
2. 鍋に◎水・粉寒天を入れ煮溶かす。沸騰後1分程加熱した後、○の材料(砂糖→牛乳)を入れ、最後に☆南瓜を入れ混ぜ合わせる
3. お好みの型に生地を流し入れ、荒熱が取れたら冷蔵庫で冷やし固める。 包丁でお好きな形にカットして下さい。

カボチャの代わりにサツマイモを使うと芋羊羹になります。

レアチーズケーキ

 

<材料>
粉ゼラチン 1/3袋
水 大さじ1(15g)
胚芽ビスケット 1枚
ミント葉 適量
小プラカップ・デザートカップ 2つ
★カッテージチーズ(うらごし)50g
★無糖ヨーグルト100g
★アスパルテーム小さじ1(5g)
★ラム酒小さじ1/2

<作り方>
1. 粉ゼラチンは分量の水の中に振り入れて混ぜ、しばらくおく。電子レンジで約20秒加熱し、溶かす。
2. ビスケットはナイロン袋に入れ、すりこぎなどで粗く砕く。小プラカップに敷き詰めておく。
3. ★を泡だて器でなめらかになるまで混ぜ合わせる。
4. (3)に(1)を入れてよく混ぜ合わせ、好みでラム酒を入れる。
5. 小プラカップに(4)を静かに注ぎ入れ、冷蔵庫で冷やし固める。
6.  ミントの葉を飾る。

まとめ

間食はいけない!と強く思いこみすぎるのは、時にストレスがたまってしまうものです。

できるかぎり避けたいものですが、食べたくなったら、低糖・低カロリーのものを上手に選んだり、自分で工夫して作ってみることで、上手にストレスを解消していきましょう。

糖尿病でもQOLをしっかりあげて楽しい毎日を過ごしたいものですね。

 

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