テレビで、統計では交通事故で亡くなる人より、お風呂場で亡くなる人のほうが多いといっていました。
風呂場での事故は、冬になるとよく耳にします。
このケースでは室内と風呂場の寒暖差が大きいことにより、心筋梗塞や脳卒中(脳梗塞、脳出血など)を発症させてしまったと推測されます。
寒くなってくると色々な病気が発症する可能性が高くなってきます。
特に高血圧の人は、急激な血圧の上昇で心筋梗塞や脳梗塞を発症させるケースもあるようです。
慢性的な高血圧の原因は様々なものが考えられますが、血管が詰まってしまう脂質異常症(「高脂血症)」によるものが多いようです。
こんなに怖い脂質異常症(高脂血症)を、改善してくれる食材の一つに「きのこ」があります
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目次
高脂血症(脂質異常症)の人は寒暖差の注意が必要です。
会社の健康診断などで血液中のコレステロールが高いと指摘されたことはありませんか?
コレステロールには善玉コレステロールと悪玉コレステロール、中性脂肪がありますが、悪玉コレステロールと中性脂肪が多いと高脂血症が疑われます。
(コレステロールは血液中の脂肪分(油分)と考えてもらえば結構です。)
血液中に増えた脂肪分は血管に付着して血管を細めてしまいます。
この現象が脂質異常症(高脂血症)で、細くなった血管に無理やり血液を流すことから高血圧の原因になるのです。
人間の身体は寒いと血管を収縮して熱を逃がさないように防御します。
反対に暖かいと熱を逃がすために血管を拡張させる作用があります。
血管にコレステロールが付着している脂質異常症(高脂血症)の状態で、急に温度差を与えることで血管の収縮が急激に起きてしまいます。
この時、急激に収縮した血管から血管に付着したコレステロールの塊などが剥がれ、心臓や脳の血管を詰まらせることが脳卒中や心筋梗塞の原因となるのです。
特に寒い冬は居間はストーブで暖かいのですが、お風呂は冷たいことが多く寒暖差が見られる環境です。また、寒い外から帰宅して急に湯船に浸かる行為も寒暖差を与えてしまいます。
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寒暖差を乗り切るために、きのこが心強い助っ人になるのです。
このように脂質異常症(高脂血症)は特に冬に怖い病気ですが、きのこを食べることにより改善が見込まれることが分かっています。
キノコにはβグルカンと言われる成分が含まれており、血液中のコレステロールを低下させる作用があるのです。
特に舞茸にはβグルカンが多く含まれており、コレステロールが気になる人にはオススメしたい食材です。
βグルカンを上手に利用するには、舞茸を水で洗うのではなく丁寧に濡れふきんで拭くことが大切です。
βグルカンは水溶性なので、舞茸を切って洗うと折角の成分が全て外に逃げてしまいます。
そのままの状態で拭いて汚れを取るようにしましょう。
また、舞茸にはダイエット効果があると言われていますが、これもβグルカンのコレステロール抑制作用が関係していると考えられます。
私のオススメは舞茸たっぷりの鍋です。
舞茸の栄養は鍋汁に溶け出していますので、それを飲むことで全ての栄養を摂取することも可能なのです。
コレステロールが高めの人は脂質異常症(高脂血症)の可能性があります。
美味しいきのこを一杯食べて、楽しく予防してみてはいかがでしょうか?
こちらは如何でしょう?
整体師が教える脂質異常症を予防&改善のための5つの習慣
簡単きのこレシピ
☆簡単きのこのあんかけ豆腐
☆エリンギのオイスター炒め
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