コレステロールが多いタイプの脂質異常症の原因は食事のとり方に問題があるというより、運動不足に原因があると言われています。
中性脂肪が多いタイプの脂質異常症の原因は、糖質の取り過ぎや、遺伝的に受け継いだ体質によるといわれています。
そして、糖尿病、甲状腺機能低下症等他の疾患が原因という脂質異常症もあります。
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目次
こんな食事が脂質異常症を作る
★外食が多い・・・栄養のバランスが崩れがちになる
★野菜の摂取が少ない・・・ビタミン、ミネラル不足になる
★肉中心の献立・・・コレステロールの多い食事となる
★食事時間・食事回数が不安定・・・栄養バランスの偏りの原因
★早食い・・・しっかり咀嚼しないと消化不良になる
★暴飲暴食・・・カロリー多過になる
食生活を見直してみませんか?
コレステロールが多いタイプの脂質異常症の食事アドバイス
体内のコレステロールを下げる働きをするものとしてあげられるのは、「不飽和脂肪酸」を多く含む食品です。
たとえば、
大豆製品(豆腐、味噌、納豆等)、植物油(オリーブオイル、ごま油など)野菜、果物、海藻、青背の魚などです。
これらの食品を積極的にとることで、脂質異常症の予防、改善が期待できます。
今話題のえごま油や亜麻仁油もサラサラ血を作ってくれるのでお勧めです。
食事の際、サラダやスープに小さじ一杯、加えるだけで充分です。
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脂質異常症は遺伝するのでしょうか?
残念ながら、YESです。
生活習慣だけが原因ではなく、遺伝で症状が受け継がれることもあります。
遺伝性の脂質異常症と呼ばれるのもですが、日本人に多いのは「家族性高コレステロール血症」で500人に一人と言う割合で症状を持っているといわれています。
家族性高コレステロール血症の人は、遺伝的に悪玉コレステロール(LDL)を分解する力が少ないために、血液中に取り残される悪玉コレステロールが増えていきます。
結果、遺伝的要因のない人に比べると、心筋梗塞等のリスクも高く、普段からLDL値のコントロールが必要です。
遺伝性の脂質異常症の人も、食事療法を中心に、場合によっては薬と併用して治療を進めていきます。
(稀にLDLを分解できないケースもありますが、この場合は人工透析や薬物治療を必要とします。)
脂質異常症を予防改善する食事:6つの基本
1、栄養のバランスの良い食事を
一日30品目食べる、東洋医学の陰陽五行を現代風にアレンジした5色バランス健康法のお勧めです
2、摂取総エネルギー量を抑えて、適正な体重を保つ
メタボには要注意です
3、不飽和脂肪酸(主に肉類)1に対して、不飽和脂肪酸(主に植物性脂肪や魚の脂)を1,5~2の割合でとる
かつてはお肉の3倍野菜をとりましょう・・と言われていました。
4、ビタミン、ミネラル、食物繊維をしっかりとる
微量でもいいから必ず取りたい栄養素です。
サプリメントで補給するのも手軽でいいと思います。
5,高コレステロールの人は、コレステロールを多く含む食品を控える
コレステロールを多く含む食品には、鶏卵、魚卵、レバー、油を使った料理などです。
5、中性脂肪が高い人は、糖分、お酒を控える
果物にも糖分が多いので要注意です。
いかがでしょう?
いきなり生活習慣を変えることはストレスが伴いますので、できるところから少しづつ意識して生活してみることをお勧めします。
まとめ
脂質異常症は遺伝や、ほかの病気に伴って現れることもありますが、ほとんどの原因は生活習慣」にあります。
中でも食事に絡んだ要因が一番多いです。
だから脂質異常症を防ぐ、改善するためにはまず食生活を正すことが大切です。
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