健康診査は、生活習慣病の予防や、早期発見にためには欠かせません。
自分の健康状態について正確な知識を持ち、健康管理を続けるために生活習慣病予防検診を上手に役立てたいものです。
今回は、協会けんぽで行っている生活習慣病予防検診の内容についてご紹介します。
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目次
生活習慣病予防検診の内容とは?
年度内お一人様1回に限り、協会けんぽが健診費用の一部を負担します。
ただし、健診を受けることができる方(補助が受けられる健診)は、健診の種類により異なりますのでご注意ください。
☆被保険者(任意継続被保険者の方を含む)
(1)一般健診
年1回の定期健診。
診察や尿、血液を採取しての検査、胸や胃のレントゲン検査など約30項目の全般的な検査を行います。
対象者は、当該年度において35歳~74歳の方。
☆健診の種類
1、診察など・・・・問診、触診、胸聴診
計測:身長、体重
視力検査・聴力検査
2、血圧測定
3、尿検査・・・糖、蛋白、潜血
4、糞便検査・・・免疫便潜血反応検査
5、血液学的検査・・・末梢血液一般検査(ヘマトクリット値、血色素測定、赤血球数白血球数)
6、生化学検査・・・空腹時血糖、総コレステロール、GOT、GPT、γGTPALP、中性脂肪、尿酸、クレアチニン、
HDL-コレステロール
7、心電図検査
8、胸部レントゲン検査
9、胃部レントゲン検査
(2)付加健診
一般健診に加えてさらに検査項目を増やし、病気の早期発見や生活習慣改善などの健康管理に活かします。
対象者は、一般健診を受診する方のうち、当該年度において40歳及び50歳の方。
(3)乳がん・子宮頸がん検診
問診・視診・触診・乳房エックス線検査(マンモグラフィー)による乳がん検査、子宮細胞診(スメア方式)による子宮頸がん検査を行います。
対象者は、一般健診を受診する40歳以上の偶数年齢の女性で受診を希望する方。
(4)子宮頸がん検診(単独受診)
問診・子宮細胞診(スメア方式)による子宮頸がん検査を行います。
対象者は、20~38歳の偶数年齢の女性で受診を希望する方。
※36歳~38歳の方で一般健診を受けられる方は一般健診と併せて受診することもできます。
こちらは如何でしょう?
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(5)肝炎ウイルス検査(この検査は任意)
B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスへの感染の有無を調べるための検査です。
特にC型肝炎ウイルスは、肝硬変・肝がんを進行させるとされ、国の緊急対策として今まで肝炎検査を受けたことのない方を対象に希望者本人の申込みにより検査を行います。
対象者は、下記のいずれかに該当する方のうち、検査を希望される方。
だだし、過去にC型肝炎ウイルス検査を受けたことがある方を除きます。
- 一般健診を受診する方で、当年度において35歳以上の方。
- 一般健診を受診する方で、広範な外科的処置を受けたことがある方、又は妊娠若しくは分娩の時に多量に出血した経験のある方。
- 一般健診を受診された方で、健診結果においてGPTの値が36U/l以上であった方。
被扶養者(任意継続被保険者のご家族の方を含む)は、特定健康診査が受けられます。
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特定健康診査とは?
生活習慣病といわれる糖尿病や高血圧症、脂質異常症は、最初は症状がなくても心筋梗塞、脳卒中などの重大な病気につながり、生活の質の低下や医療費の増大を招きます。
特定健診は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目してこれらの病気のリスクの有無を検査し、リスクがある方の生活習慣をより望ましいものに変えていくための保健指導を受けていただくことを目的とした健康診査です。
☆特定健康診査の対象になる方
40歳~74歳の方。
- 受診時に協会けんぽの加入者(ご家族)であることが必要です。
- 受診する年度に75歳を迎える方は、誕生日から後期高齢者医療制度の加入者となりますので、誕生日の前日までに受診を終えていただく必要があります。
- 受診する年度に40歳を迎える方は、40歳の誕生日を迎えていなくても4月1日から受診できます。
特定健康診査の内容
項目 | 検査の内容 |
---|---|
診察等 | 視診、触診、聴打診などを行います。 |
問診 | 現在の健康状態や生活習慣(飲酒、喫煙の習慣など)を伺い、検査の参考にします。 |
身体計測 | 身長、体重、腹囲を測り、肥満度の指標であるBMIも計算します。 |
血圧測定 | 血圧を測り、循環器系の状態を調べます。 |
血中脂質検査 | 動脈硬化などの原因となる中性脂肪やHDLコレステロール、LDLコレステロールを測定します。 |
肝機能検査 | 肝細胞の酵素を測定し、肝機能などの状態を調べます。 |
血糖検査 | 空腹時血糖またはヘモグロビンA1cを測定し、糖尿病などを調べます。 |
尿検査 | 腎臓、尿路の状態や糖尿病などを調べます。 |
自己負担額:
最高3,400円を協会けんぽが補助します。
自己負担額はこの補助額を差し引いた額となりますが、健診費用は各健診機関によって異なるため、自己負担額は一律に同じではありませんので、予約する際に確認してください。
心電図検査 | 不整脈や狭心症などの心臓に関わる病気を調べます。 |
眼底検査 | 眼底カメラで瞳孔から網膜を撮影し、眼底の血管を調べます。糖尿病による目の病気や動脈硬化の状態などを知ることができます。 |
貧血検査 | 血液中の赤血球数、血色素量などを測定し、貧血などの血液の病気を調べます。 |
まとめ
毎日の生活の中で、私たちの心やからだにかかるいろいろな負担は、長い年月の中で知らず知らずのうちにからだのいろいろな部分を少しずつ衰えさせ『生活習慣病』の大きな要因となっています。
生活習慣病は静かに忍び寄ってきているのです。
生活習慣病予防健診を「あなたの健康」を見直すきっかけにしてみませんか?
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