☆今、注目されているオメガ3は脂質異常症の救世主です

脂質異常症とは、血液中の脂質の中でも、中性脂肪やコレステロールが標準よりも多く存在し血液が「ドロドロ血」と言われる状態を示します。

この脂質異常症を改善する薬としてオメガ‐3脂肪酸エチル(商品名:ロトリガ)が使用されます。

(オメガ‐3脂肪酸エチルは天然由来の薬になります。)

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脂質異常症の予防改善にこのオメガ3の脂が有効です。

目次

脂質異常症の薬、オメガ3脂肪酸エチル(商品名ロトリガ)について

EPAやDHAは血液をサラサラにする効果があるということは有名な話です。

EPA,DHAは魚の脂で、サプリメントよりもこれらを高濃度で凝縮することで医薬品として利用しています。

魚をたくさん食べる民族は動脈硬化に関する病気が少ない・・と言うことが判明し、調査した結果、EPA(イコサペント酸エチル)やDHA(ドコサヘキサエン酸エチル)が注目されるようになりました。

これら2つを合わせてオメガ3脂肪酸エチルと呼びます。

「オメガ3」の画像検索結果

オメガ3脂肪酸エチルは

★肝臓でのトリグリセリドの合成抑制

★血液意中でのトリグリセリド分解促進

が、脂質異常症を改善する働きと考えられます。

(トリグリセリド:別名中性脂肪、TG)

脂質は主に肝臓で合成されます。この時に酵素が働きますが、オメガ‐3脂肪酸エチルはトリグリセリドの合成に関わっている酵素の働きを抑制します。

また、血液中にはトリグリセリドを分解する酵素が存在します。

この酵素をLPL(リポ蛋白リパーゼ)と呼び、この酵素が増えるとトリグリセリド分解が促進されることが分かります。

オメガ‐3脂肪酸エチルはトリグリセリド分解に関わるLPL(リポ蛋白リパーゼ)を増やし、結果として血液中のトリグリセリド値を低下させます。

このような多くの作用により、血液中のトリグリセリド値を改善する薬がオメガ‐3脂肪酸エチル(商品名:ロトリガ)です

脂質異常症は食べ過ぎや、肉や乳製品、コレステロールの高い食事を好む人が発症しやすいといわれています。

また例外として、遺伝で発症率があがることもあるので、近親者で脂質異常症の方がいる場合は医師の定期的な診断が必要です。

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予防や改善策としては、悪玉コレステロール要因となる食生活を改善するとともに、善玉コレステロールを増やし、体内のコレステロールバランスを正常に保つことが欠かせません。

青魚に豊富に含まれる良質なオメガ3脂肪酸(DHA/EPA)にはDHAが悪玉コレステロールを減らし、EPAが善玉コレステロールを増やします。

同時に摂取することで、体内環境を整える働きが確認されており、脂質異常症の予防や数値の改善が期待できます。

青魚以外でオメガ3を摂取するには・・・・

サプリメントで摂取するとお手軽です。

お勧めのサプリメントはコチラ→いわしのめぐみ

まず油についてのお話から・・・・

脂は油脂に入っている脂肪酸によって2つに分類されます

飽和脂肪酸不飽和脂肪酸です。

飽和脂肪酸は常温で固まるのが特徴、不飽和脂肪酸は常温では固まりにくく、体内で液体であるのが特徴です。

イメージしてみてください。

体内・・・血管に入った脂肪が固まれば…ドロドロ血

体内(血管内)でも固まらなければサラサラ血・・・・

脂質異常症を心配される方は、飽和脂肪酸の摂取を少なく、不飽和脂肪酸を積極的に摂取されると良いです。

(ただし一日摂取量内で)

不飽和脂肪酸は更に以下の4つに分類されます。

★トランス脂肪酸・・・マーガリン、ショートニング等の加工油脂、原材料が食用精製加工油脂の油など。

【ミニミニ情報:トランス脂肪酸が体に悪いって本当?】

トランス脂肪酸については、食品からとる必要がないと考えられています。

むしろ摂りすぎた場合の健康への悪影響が注目されています。

具体的にはトランス脂肪酸をとる得ようが多いと、血液中のLDLコレステロールが増えて、HDLコレステロールが減ると報告されています。

日常的にトランス脂肪酸を多くとりすぎている場合には、少ない場合と比較して心臓病のリスクを高めることが示されています。

トランス脂肪酸による健康への悪影響を示す研究の多くは、トランス脂肪酸をとる量が多い欧米人を対象としたものであり、日本人の場合にも同じ影響があるのかどうかは明らかではありません。

油脂の加工でできるトランス脂肪酸と天然にあるトランス脂肪酸では、健康に及ぼす影響に違いがあるのかどうか、また、たくさんの種類があるトランス脂肪酸の中でどのトランス脂肪酸が健康に悪影響を及ぼすのかについては、十分な証拠がありません。 

★オメガ9・・オレイン酸が多い油

オリーブオイル、キャノーラ油(なたね油)など

★オメガ6・・・リノール酸が多い油
紅花油、コーン油、ひまわり油、サラダ油、大豆油など

★オメガ3・・・EPA、DHA、アルファリノレン酸が多い油
青魚の魚油、えごま油(しそ油)、亜麻仁油(フラックスオイル)など

油は摂りすぎると肥満や脂質異常症(高脂血症)の原因になりますが、不飽和脂肪酸のオメガ9、オメガ3は適量であれば、中性脂肪やコレステロールを下げる働きがあると言われています。

とはいえ、オメガ9、オメガ3だけを摂ればいい。というわけではなく、バランスよく摂る必要があります。

脂質異常症に良いオメガ3を青魚以外からとるには・・・

オメガ3は、αリノレン酸(必須脂肪酸)

働きは

1、アレルギー疾患、高血圧、がんなどを予防するといわれる

2、心臓血管系疾患を予防

多く含まれる食品はシソ油、ごま油、菜種油、アマニ油、くるみなどです。

今話題の亜麻仁油やえごま油は、代表的なオメガ3の脂です。

熱に弱いので、手作りドレッシングなどがお勧めです。

「ドレッシング」の画像検索結果

サラダを食べるごとにドレッシングを作ってみませんか

意外と簡単に作れるし、何より新鮮&安全!!

酸っぱいのがお好きな方は酢を多めに、甘いのがお好きな方ははちみつを多めに・・・

亜麻仁油、しょうゆ、酢、はちみつにゴマや千切りした大葉を加えても、風味が増します。

その日に使い切るのであれば、玉ねぎのすりおろし(またはみじん切り)を加えても甘みが増します。

お醤油をニンニクとショウガを付け込んだおウチオリジナル醤油にしたらもっとコクが出ます

こちらは如何でしょう?

整体師が教える脂質異常症を予防&改善のための5つの習慣

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まとめ:脂質異常症を予防改善するのはサラサラ血

油と言えばドロドロ血を作るイメージが大きいですが、油にもサラサラ血を作ってくれるものがあるということも一般的になってきました。

代表的な油がDHAとEPA(オメガ3)

このどちらの成分にも中性脂肪や体内の悪玉コレステロールを減らす働きがあるといわれています。

しかし、DHAとEPAは、どちらも体内で合成されない必須脂肪酸であるため、食事で摂らなければなりません。

DHAとEPAを食品から摂取するには、やはり魚を積極的に食生活に取り入れることが有効です。

脂

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