健康診断 で脂質異常症の要治療と言われたら?

健康診断(検診)と検診の違いをご存知でしょうか?

健診(健康診断)は、会社で受ける定期健診(生活習慣病検診)や人間ドックなどです。

目的は「健康状態を幅広くチェックし、病気になりやすい要因(危険因子)を持っているかどうかを判断するもので、

特定の病気を見つけるためのものではありません。

スポンサードリンク



検診(スクリーニング)は、対象とする人たちの中から特定の病気を早期に発見し治療することを目的とし、

胃がん検診、大腸がん検診、乳がん検診などがこれに当たります。

ある特定の臓器に対して異常があるかないかを診断するものです。

こちらは如何でしょう?

整体師が教えるアンチエイジング無料メールセミナー:血管若返りのための5つの生活習慣

5日間無料メールセミナー

健診を受ける目的は?

ダウンロード (1)

現在の健康状態を調べて将来の生活習慣病の危険性を明らかにするためです。

健診を受けることで、循環器疾患等の危険因子の状態を知ることができ、

危険因子への対処の必要性、方法、優先順位などを判定する情報を得ることができます。

 

多くの疾患の原因には、食生活や運動習慣、休養のとり方などの生活習慣が関与していますが、

健診の結果、危険因子が見つかれば、生活習慣を改善し健康増進を図って疾患の発生を防いだり減少させるという、

疾病の予防に向けて行うのが健診です。

脂質異常症の治療について

脂質異常症とは、血液中に脂質が多過ぎる状態のこと。

 

具体的には、

悪玉(LDL)コレステロールが多過ぎる、

善玉(HDL)コレステロールが少な過ぎる、

中性脂肪(トリグリセライド)が多過ぎる

という3つ状態を指します。

脂質異常症かどうかは、血液検査で、血液の脂質値を調べることでわかります。

一般的な血液検査で調べられる脂質値は、総コレステロール値、悪玉(LDL)コレステロール値、中性脂肪値の3つです。

日本動脈硬化学会による脂質異常症の診断基準(空腹時採血による数値)は、

2007年に改定され、以下のようになりました。

この数値を超えると(低HDLの場合は低いと)生活習慣を見直すことも含めて要治療対象です。

高LDLコレステロール血症…LDL(悪玉)コレステロール値…140mg/dl以上

低HDLコレステロール血症…HDL(善玉)コレステロール値…40mg/dl未満

高トリグリセライド血症(高中性脂肪血症)…トリグリセライド値…150mg/dl以上

脂質異常症は、血液中に脂質が多くなり過ぎている状態ですが、

自覚症状が何もありません。

しかし、そのままにしておくと、

動脈硬化が進み、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞を起こすリスクが非常に高くなります。

このため脂質異常症の治療は、動脈硬化によって起こる病気を予防することを目的に行います。

治療の基本は、「食事療法」と「運動療法」で、生活習慣を改善していくことですが、

どこまで脂質値を下げるかという目標値は、人によって違います。

 

目標値は、

年齢やこれまでに狭心症、心筋梗塞にかかったことがないか、

糖尿病や慢性腎炎、高血圧などがあるかどうか、

喫煙の有無、家族の病歴などといった危険因子と、それによるリスク

を考慮して判定されます。

スポンサードリンク



食事療法

食事療法の基本は、1日の摂取するエネルギー(カロリー)量を適正にすること。

炭水化物、脂質、たんぱく質、コレステロール、食物繊維、アルコールなどの摂取量を適正にすることが大切です。

それでも改善がみられない場合は、

必要に応じて禁酒、糖質の摂取量をさらに制限するなど努めましょう。

個人で食事療法を行うのは難しいので、可能な限り、

医者と相談して食事療法を行うようにしてください。

 

運動療法

 

運動療法では、メディカルチェックを受けた上で、医師の指導に基づいて、

有酸素運動を中心に、1日30分以上、週3回以上を目指して行っていきます。

運動をすることによって、中性脂肪が減り、善玉コレステロールが増えるので、

結果的に悪玉コレステロールも減少していきます。

 

また肥満の解消にもつながります。

 

薬物療法

食事療法や運動療法で生活の改善を続けても、

脂質の値が目標値まで下がらない場合は、「薬物療法」も合わせて行います。

脂質異常症の薬には、大きく分けると、「コレステロール値を下げる薬」と、

「中性脂肪値を下げる薬」の2種類あるので、脂質異常症のタイプに合わせて薬を選択します。

 

脂質異常症の薬を飲むときの注意

食事や運動療法を行ってもLDLコレステロールや中性脂肪の値が改善しない場合は、薬物療法が行われます。

薬物療法をはじめるにあたっては、

単にLDLコ レステロールや中性脂肪の値だけで薬剤の種類や量が決まるのではなく、

それぞれの患者さんの年齢や性別、合併症、遺伝的な素因、喫煙習慣、

これまでに心筋 梗塞や狭心症を発症したことがあるか、家族歴などに応じて方針が決まります。

 

遺伝的素因がある場合は「家族性高コレステロール血症」といって、LDLコレ ステロールが高くなり、

とくに動脈硬化がすすむリスクが高いので、薬物療法はすぐに開始されます。

 

脂質異常症治療は長い時間を要します。

 

検査値を見て勝手に薬の量を変えたり、服用をやめたりしてはいけません。

かかりつけのお医者様の指示どおりに服用することが大切です。
たとえ一時的に検査値が正常に近づいたとしても、それは薬の効果によるもので、

薬をやめれば元に戻るケースがほとんどです。

 

薬物療法をはじめたからと言っ て、食事療法や運動療法を絶対やめてはいけません。

その2つをきちんと続けることで、薬の効果もより期待できるのです。

また、どのような薬でも、副作用がみられることがあります。

副作用の症状は薬の種類や個人の体質によっても異なります。

おかしいと感じたらすぐに通院し て、かかりつけのお医者様に相談しましょう。

 

また、薬は他の薬と一緒に飲むことによって副作用が現れやすくなることがあります。

他の薬を処方されている場 合は、かかりつけのお医者様に相談することが大切です。

「血液検査」の画像検索結果

 

★  ★  ★  ★  ★  ★  ★

こちらの記事もお勧めです

脂質異常症とアルコールには関係があるのかを徹底解説

スポンサードリンク



関連記事はこちら

    None Found

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ