健康診断の結果に「要再検査」「要精密検査」という文字があると、それだけで病気になったような不安に陥ります。
が、
自覚症状がなかったり、怖かったり、忙しさに負けてついつい放置しがちですが、すぐに再検査を受けましょう。
「要再検査」の判定を受けたらすべきことを、ご紹介しましょう。
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目次
健康診断の結果とその後の対処法について
健康診断結果における基準値は、「日本人間ドック協会」で定められたガイドラインが基準になっています。
基準値を基にした判定区分として、「正常」「要精密検査」などと区切られたり、「A判定」「C判定」などのアルファベットで表現される場合など、その区分方法も段階も様々です。
一般的に、市区町村などの自治体で実施している健康診断では、「正常・要注意・要観察・治療中・要精検」という5段階で判定されるケースが多いと言われています。
また、企業で健康保険に加入していて、その機関で受ける場合は、結果以外に「総合判定表」というものが配られる場合もあります。
たいていの場合、ここには「異常なし・経過観察・再検査・要治療」の4段階で結果が示されます。
そのほか、健康診断を専門とするクリニックなどでは、結果をより細かくA~Hの8段階で表示することもあります。
判定区分は、機関や病院によって異なるため、一概に決めつけず、添付の資料と照らし合わせながら、自分の健康状態を把握してください。
こちらは如何でしょう?
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数値の表記について
健康診断の判定表を見るときは、数値によって表記の仕方が異なるため、しっかりと読むことが大切です。
異常がない場合も、検査によっては表記が異なるため、しっかりと理解しながら確認してください。
・下限値~上限値…血液検査等
・○○以下・○○以上…視力、聴力、肺機能検査等
・陰性・陽性…便潜血検査、ピロリ菌検査等
・(-)・(±)・(+)~(4+)…尿検査、肝炎ウィルス検査等
・「異常なし」…診察や多くの画像検査等に、異常がなかった場合
・「正常範囲」…心電図検査等で、想定範囲内の数値だった場合(特に異常はないという意味で使用します)
基準値との比較だけでなく、過去の自分と比べることが大切です
健康診断は、自分の体の健康状態を知り、異常がないかを早い段階に発見することで、早期の治療につなげるために行います。
そのため、健康診断には「基準値」というものが設けられています。
この基準値とは、健康診断における日本人の「平均値」に基づいて、たくさんのデータから平均値を割り出して作られているものです。
自分が一般的・平均的に、問題のない数値なのかどうかを見るために、ひとつの目安となるものです。
ただし、この基準値も、言ってしまえば、他人のデータの蓄積に過ぎません。
健康診断を毎年続け、過去の自分の数値と比べることで、異常がないかを見極めることがとても重要です。
診断の結果表はしっかりと保管し、棒グラフなどに落とし込むなどして、過去の数値と比較してみましょう。
「要再検査」と「要精密検査」の違いは?
「要再検査」と「要精密検査」では、意味が異なります。
「要再検査」は、異常となった数値が一時的な変動なのかどうを確かめるもの。
つまり、健康診断で出た数値が「本当かどうかを再確認」するための検査で、再検査でもしも異常がなければ、「健康診断時に一時的に変動した」と判断されます。
そして、「要精密検査」は、健康診断で出た数値から見て、治療が必要かどうかを確認するために行う、より詳しい検査のこと。
確かめるために同じ検査を行う再検査と違い、もっと詳しく見る必要がある場合に受けなければいけないのが精密検査です。
健康かどうかを判断する「健康診断」と違い、「検査」とは、特定の病気が疑われた場合に、その真意を調べるもの。単なる健康診断のやり直しではありません。
放置は厳禁!かならず検査を受けましょう。
「要再検査」「要精密検査」という結果が出たということは、なんらかの異常が発見され、病気の疑いがあることがほとんどです。
病気の早期発見のために、できるだけ早く検査を受けることがとても大切です。
病気によっては、放置した期間の分だけ、症状が悪化するものもあります。
判定を受けたら、すみやかに再検査を受けましょう。
また、会社から受けた健康診断で「要再検査」「要精密検査」の判定が出た場合は、指定の医療機関で受けると費用の一部または全額を負担してくれる制度がある場合もあります。
検査の前に、社内の担当者に確認をしてみましょう。
特に再検査先などの指定がない場合は、保険証と健診結果、紹介状(健診結果に同封されている場合のみ)を持って、専門の病院で受診してください。
脂質異常症で再検査と言われるのは・・・
脂質異常症での再検査・・・と言う事は、中性脂肪かコレステロール、どちらかが正常値より結構高い、と言うレベルです。
ただ、前日の食事次第では、このくらいの数字も出るだろうか、と言うあたりで、もう1回検査をして数字が下がっていたら問題なし、となるケースも多々あります。
要精密検査になると、例え前日に天ぷらを食べていてもこの数字は明らかにおかしい、と言うレベルになります。
中性脂肪・コレステロールとも脂肪が多いのは事実なのですが、正確には脂肪細胞から血液中に脂が垂れ流しになっている状態です。
中性脂肪とコレステロールは、比較的食事の影響を受けやすい検査項目です。
ストレスの影響も否定はできません。
とにかく、再検査は受けて下さい。
問題なければそれでよし、何か見つかったとしても早期に発見できれば深刻な事態に発展しません。
そして日々の生活習慣を見直す良い機会になります。
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