高血圧の原因は様々で主なものを挙げると、遺伝、塩分の摂りすぎ、アルコール、
肥満、喫煙、運動不足、加齢、ストレスなどが挙げられます。
そして、これらの原因がいくつか重なった時に、代表的なのがメタボリックシンドロームということになり、そのリスクは高くなります。
自分で気をつけられることは、進んで行うことで、長年続けてきた生活習慣を見直して改善していくことは大変です。
しかし、高血圧による血液などの病気になる方がずっと怖いということを認識し、少なくとも、アルコールと喫煙は、毎日の生活から少しずつ排除していくことで、予防と改善が見込まれます。
健康診断などで、指摘をされた方、そのうちと言わず、病気になってから後悔しないように原因究明、そして毎日の生活習慣の改善と血圧測定をオススメします。
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目次
高血圧の原因について
★高血圧と喫煙
たばこに入っているニコチンは体内に入るとホルモンの変化が現れ、交感神経を刺激して血圧をあげます。
その際、一瞬血管を収縮させます。
たばこを吸って頭がくらくらする経験はある方は、その時、脳内血管が収縮していて、同時にたばこに含まれる一酸化炭素が、血液中の酸素を減らし血液の量が増えます。
つまり、血管が収縮した上に、血流が増えることは、高血圧の症状を悪化させます。
★高血圧と肥満
肥満であるということだけで、全身に多くの血液を運ばなければならないことになり、血管に大きな負担をかけていることになります。
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★高血圧とストレス
ストレスは高血圧の原因であり、悪化させる要因があります。
普段自分が感じている負荷のかかりすぎたストレスは、精神的にも不安定な状態になりその時には、脳内でもしんどいと感じていることで、脳の視床下部からホルモンの分泌を多く出しています。
これは、交感神経を通じて、ストレスに負けないよう、体を活発に動かせようとする働きで、そうなると元気になってきますが、高血圧を下げることに関して精神的にはあいかわらず負荷がかかりすぎた状態です。
ストレスを感じながら心拍数は上がって、血管が収縮していくことになり交感神経は緊張を続け、ナトリウムの排出機能が低下していき、血液内は、ドロドロとしたものが多く、血管内を走り抜けます。
そして、血圧はどんどん上がる現象になりこれが、ストレスが血圧に与える影響になり血圧を上げる原因となります。
★高血圧とアルコール
アルコールは、血管を広げますが高血圧の方は、血管が縮むことで症状が悪化するので、広がることで一時的に血圧が下がり、一見良いのでは?と思われます。
しかし、このまま飲酒を続ける事で、体内の代謝を遅らせることになり特に問題なのは、ナトリウムの分解が遅くなることで、一度下がった血圧が高くなり続けます。
また、お酒を飲むと、利尿が進みます。
ところが、この時の利尿は降圧薬とは違い、肝心のナトリウムがない単なる水分だけになり、ますます体内の水分がなくなり高血圧はひどくなるという悪循環に陥ります。
★高血圧と年齢
高血圧は、どんな方もなる可能性がありますが、特に高年期と呼ばれる60歳代以上の方は注意が必要です。
現在、60歳以上で60%、70歳以上で70%以上の方が、高血圧の症状があると言われています。
特徴的なのは、収縮期血圧が高く、拡張期血圧が低いという、血圧に大きな開きがある部分です。
特に問題なのは、収縮期血圧、俗に言う上の血圧の値が極端に高いことで、それだけで、合併症にリスクが高くなってしまうと言われてこの年齢になると、各臓器への血流が減っていきます。
それなのに、血圧が高いということは、既に血管壁がもろくなっているのに、臓器への血流が少ないということは、押し出す力が弱っているのに、血液そのものの量が変わらないということで、ますます高血圧になるリスクが増大していると言えます。
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高血圧の対策は?
★血液をサラサラにしよう
高血圧の改善と予防で、自分で心がけることといえば、血液に注目してください。
血液がドロドロになることで、高血圧になることが多いというのは、原因の一つとして挙げることができます。
そこで、血液をサラサラにできるように生活をすることで、既に高血圧にかかっている方は改善が見込めますし、まだなっていない方もしっかりとした予防になり血液をサラサラにするには、自分がドロドロになっている原因を突き止めましょう。
以下に挙げることで心当たりがある方は、その生活を改善することで、サラサラ血液になることが多いです。
加齢を一番に挙げるのは酷ですが、基礎代謝の低下は誰にでも起こり、体内に溜まった老廃物の排出ができなくなってしまい、血液がドロドロになります。
しかし、これだけ(加齢)は改善することは難しいでしょう。
高血圧を下げることも同じことです。毎日の食生活を見なおしてみてください。
高脂肪の食事している方、高いカロリーでそれでいて運動不足という方は、即血液に響いてき、もちろん、脂肪を摂らない生活は、人間のホルモン形成に影響を与えます。
ですから、脂肪を食べないというのではなく、低脂肪の食事を心がけるだけで、血液のドロドロは軽減できると考えられ食べたら運動、これも大切なことです。
そして、活性酸素の存在です。
これは、自分で意識をして摂るのではなく、煙草・飲酒・ストレス・紫外線などを常時受けることで、体内にたまるもので以上のことに気をつけるだけで、血液ドロドロを未然に防ぐことができます。
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脂質異常症や高血圧などの生活習慣病の原因の一つに「活性酸素」があります。
身体をさび付かせてしまう活性酸素を除去してくれるのが珪素
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★生活習慣を見直しましょう
高血圧の予防改善ために自分でできることは、生活習慣を見直してみてください。
ここで言う生活習慣とは、衣食住すべてに関することで衣に関しては、あまり言われないことですが、寒暖の差を体に感じない服装が大切という意味です。
急な温度差は実は血管に大きな影響を与え特に暑いところから急な寒い所に入った時は、一瞬で血管が縮みます。
と言っても、高血圧の場合、血流の変化はありませんから、無理に血液が流れて、一気血圧が上がりますので服装も一応気をつけることが大切でしょう。
高血圧を下げることで食事に関しては、バランスのとれたものを1日3食摂ること、野菜をふんだんに食べること、甘いもの、お酒などは控えることが大切です。
住まいに関して一番考慮して欲しいのが浴室、寒暖の差が激しい場所で、お風呂からから上がった時の脱衣所が極端に寒いと、血管の縮み方がいっそう激しくなります。
ですから、脱衣所は、必ず暖めておくことが必要です。
冬の夜中のトイレ、早朝も同じで特に寒冷地にお住まいの方は、冬場はあまり寒暖の差を大きくしないよう、暖のとり方については考慮し高血圧の方が、早朝に急変するというのは、このことが原因だとされています。
★塩分摂取に気をつけましょう
塩分は、口からはいることで、体内ではナトリウムになり、各細胞に存在します。
一方細胞内には多くのカリウムが存在しています。
ナトリウムとカリウムは、成分的には同じミネラルとして、活動しています。
この2つの成分は、常に適量があることで、細胞のバランスを保つため交換作業を行っていますが、塩分を多く摂ることで、当然ナトリウムの量が増えます。
そこで、細胞内のカリウムとの調整で、ナトリウムが血管に入り込んでいきますが、その先は腎臓に行きます。
腎臓では、ある程度の量は処理出来ますが、どうしても多くなることで、ナトリウム利尿ペプチドの形で体内にさまようようになります。
このナトリウム利尿ペプチドの存在は、細胞近辺で行われるナトリウムとカリウムの交換作業を阻害してしまうので、今度はナトリウムとカルシウムが交換作業をはじめます。
体内にカルシウムが多くなることは、細動脈の血管壁を収縮、要するに血管を細くしてしまいます。
その上高血圧の血液が流れることで、血流が激しくなり、動脈硬化を起こしやすくなるわけです。
ですから、塩分の多い食事、体内に多くのナトリウムを存在させることは、血圧を上げることになるというわけなのです。
そのほか、高血圧の改善予防のこちらの記事も是非!!→「高血圧関連の記事」
まとめ
高血圧は生活習慣病です。
では、今までの生活習慣がどう血圧に影響してきたかを考えてみましょう。
血圧を上げない生活に切り替えることが大切ですが、太っている、もしくは太り気味と言う方は、運動食事面療法での改善が必要です。
毎日の食事を振り返ってみて、脂肪分が多い、不規則な食事が続いているということはないでしょうか?
またストレスを抱え込み、睡眠不足の毎日になっている方も要注意です。
高血圧を下げるにはストレスをなるべく少なくする生活が大切です。
また、便秘がちの方がトイレで力むことも一時的な血圧の上昇につながり、それが毎度、ということになると、本当の高血圧になってしまいますので、これも野菜などをふんだんに取り入れた食事で解決することが多いですから、高血圧の予防とあわせて、食事の見直しがオススメです。
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